2023年5月、大きな地震が各地で起きており、被災地の方は不安な日々を過ごされていることと思います。
それは「南海トラフ地震が来る」と言われている、静岡県に住む私たちも同じことで、「もうすぐ巨大地震がくるのではないか・・・」と不安になりまして、家具の転倒防止、今回は特に、
インテリアとして飾っている「ガラス類・陶器類」の転倒防止対策を徹底する事にしました。
\この記事ではこんなことが分かります/
ミュージアムジェルについて
今回使用したのは「ミュージアムジェル」です!
大事なコレクション品を傷つけず、さらにインテリア性を損なわないで、強力に転倒防止できるものがないか、探したところ、「ミュージアムジェル」なるものを発見!
このミュージアムジェルは、日本同様、地震多発地帯である米国カリフォルニアで、必要から生まれた品であり、実際に以下の美術館・博物館で採用されているそうです。
J.ポール・ゲティ博物館(LA)
ジーン・オートリー西洋遺産博物館(LA)
コーニング・グラス博物館(NY)
メトロポリタン美術館(NY)
美術館で採用されているのなら、かなり期待できる!と思い購入してみました。
なお、同じお店で小分けにしたパックが販売されていましたので、まずはそちらを購入してみることに。
ミュージアムジェルが届いた!
袋1つで届きました!
この袋1つが、茶封筒に入って届きました(笑)
説明書などは同封されていませんので、このブログをよく読んで参考にしてくださいね。
ミュージアムジェルの使い方
説明書をダウンロードしてきました!
指示通り、やっていきましょう!
今回、作業するのは、玄関のコーナーボードにあるコレクション達や
リビングのサイドボード上のコレクション達、
リビングの展示スペースのコレクション達、
洗面所のコレクション達です。
結構数がありますね 汗
ジェル、足りるでしょうか!?
実際の貼り付け作業
実際の作業はこんな感じです!
(1)まずは、貼り付け面を掃除します。
(2)ミュージアムジェルジェルをちぎって丸めます。
ちぎるサイズは、貼り付けるコレクションの大きさや重さにより調節しました
(3)丸めたジェルをコレクションに貼り付けていきます
3点付けしたり、4点付けにしたり形状によって変えました!
乗っかっているフタ部分にも仕込みました。
(4)コレクションを置いて上から優しく押さえつけて固定します
あとは、少し押さえて固定するだけ!
はみ出した部分は、簡単に取ることができます!
しばらくすると、ジェルが液状化してきて驚きますが、溶けてしまったわけではなく、コレが正しいのでご安心を。
このはみ出した部分も、気になる場合は取り去って再利用可能とのこと。
ミュージアムジェルの効果は?
かなりガッチリ固定されます!
貼り付けて10分ほど経ったとき、コレクションを揺らしてみたところ・・・
ビクともしない!!
これには本当に驚きました!
「ちょっと揺れるけど倒れない」ではなく「ビクともしない」!
想像以上の強力さで、かなり地震対策への期待値が上がりました!
ミュージアムジェルの有効年数は?
3ヶ月~2年とかかれていますが・・・
ダウンロードした説明書には「3~4か月に一度交換」と書かれており
購入した店舗のHPには「機能の有効期限は約2年」と書かれていますが、「貴重品は、安心のためにも、年2回程度の交換をお勧めします。」ともあります。
機能の有効期限は約2年です。ただし、使用環境によって変動します。極端に高温、低温、多湿、直射日光が当たる場面では、その限りではありません。貴重品は、安心のためにも、年2回程度の交換をお勧めします。
クリヤー・ミュージアムジェル商品ページより
貼り付けた年は、3~4か月後に、コレクションとの相性、環境との相性を確認しながら強度をチェックし(場合によっては交換しつつ)、さらに2年を上限として、我が家ではどのくらいのペースで交換が必要なのか割り出していくのが良さそうですね。
ミュージアムジェルの剥がし方
取説にはこのように書かれていました。
ひねるように持ち上げるのがコツのようですね。
ジェルが残ってしまっても、ジェル同士でポンポンまとめるように叩くと取り除けるようです。
家中のコレクション品を貼り付けた結果
ミュージアムジェル、十分足りました!
家中のコレクションを貼り付けた結果、まだこれだけのジェルが残りました!
凄くコスパがいいです!!
残りは大切に保管して、今後のメンテナンスに使用していきたいですね。
耐震ジェルマットとの違いは?
見栄えと、性能に違いあり!
ミュージアムジェルと似ているものが「耐震ジェルマット」です。
どちらも、地震などによる転倒を防ぐ目的の物ですが、今回のように「グラスや陶器などの小さな物」に使用した場合、見栄えと性能が全く違います!
例えば、この不安定な陶器の置物を例にあげると・・・
耐震ジェルマットの場合
めっちゃ、ジェルの上に置いてる感アリ。
ミュージアムジェルの場合
ジェルがはみ出してますが、それでも自然。
大きめの家具の固定には「耐震ジェルマット」が有効ですがですが、今回のように小さなコレクション品の場合には「ミュージアムジェル」が最適だと思います!
まとめ
地震対策として大型家具の固定はしたけれど、壊れやすいガラス製品や陶器は手つかずだった我が家。
今回、ミュージアムジェルを使用してみて、その手軽さと強度にはビックリしました!
しかも、さすが美術館で使用されるだけあって、見た目の印象も変化しないのが高ポイント!
転倒対策のために見た目を犠牲にせず、なおかつ強固に固定できる「ミュージアムジェル」!
かなり優秀な商品なので、ぜひ活用してみてください。
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