長女ちゃんが小学4年生になった4月から始めた公文。
算数と国語でお世話になっていましたが・・・
それが、1年も経たずに、わずか5ヶ月で退会することになりました。
どうして、こんな短期間で辞めることになったのか、正直な経緯をかきます。
公文を続けようか、辞めようか迷ってる・・・
公文を辞める時のやり取りを思うと気が重い・・・
公文についてこんな悩みがある方はぜひ読んでみてください。
- わが家が公文を辞めた4つの理由
- わが家が退会した際の、実際のメールの文章
これらを後悔していますので、公文を辞めるか継続するかの判断や、実際に退会メールを送る時のテンプレートになります。
ぜひご活用ください。
公文の退会理由
【1】娘には向いていない学習方法だった
娘は、どちらかというと
- のんびり屋さん
- 毎日、学校の宿題をやるので精一杯
というようなタイプ。
そのため、毎回宿題で出される公文のプリントが全く進まない・・・
プリントが出来ていなくても、教室でやったらいいと親は思うのですが、宿題が出来ていないと、先生に合わせる顔がないらしく、教室に行くのを「とても」嫌がる・・・
でも、1教科、約7000円と高額な費用が掛かっているということもあり、親は親で、
公文のプリントやったの!!??
と、娘に圧をかけてしまうし・・・
母も常にイライラしている状態で、母子ともに疲弊していました。
もちろん
- 先生に宿題を減らしてもらったり
- 週2回の通室を週1回に減らしたり
と対策をしましたが、そもそも、公文に行くのが嫌で嫌で仕方がない模様。
詳しく理由を聞いてみると、
先生にプリントの間違いを指摘されると、その度に凹んじゃう・・・
とのこと。
確かに、娘の性格ならありえる・・・と思いました。
公文の学習法って、プリントを100点にすることで
「できた!」を積み重ねて、自己肯定感アップ!学力もアップ!
という仕組みだと思うのですが、我が家の場合、100点になるまでに時間がかかり、その都度凹んでしまうので
これって致命的です・・・
「公文が嫌い」=「勉強が嫌い」となる前に辞めよう
と思ったのが一番の理由です。
【2】親の希望で入れた塾だった
そもそも公文は、長女ちゃんの希望ではなく、学力に不安を持った私達、両親の希望により通わせていたわけですが。
公文に通わせるようになった経緯はこちら
最初から、子どもの自主性を無視するという、最もやってはいけない事をやってしまったわけです。
- 続きやすい
- 困難にぶつかっても、乗り越えるパワーがわいてくる
- 続きにくい
- 困難にぶつかっても、乗り越える気がない
考えてみれば当たり前のことなのですが、学力を心配するあまり押し付けてしまいました。
これでは続くわけがありませんよね・・・
【3】「やる気」がなければ身につかないと痛感した
今まで、私なりに子どもの学習について様々な本を読んできました。
フィンランド教育の本、
ビリギャル母の本、
アドラー心理学の本、
脳科学の本、
などなど、様々な本を読む中で、共通していた事がありました。
それは・・・
「何事も、やる気がなければ身につかない」
ということです!
- やる気が出るまで待つ
- 自主性を大切にする
- 能動的に学ぶのが一番
色々な言葉で言い換えられていますが、つまりは
「やる気が一番!」ってことです。
前項とも共通しますが、娘の自主性を無視し、親の希望で入れた塾で学ぶことは身につきにくい、という事ですよね・・・
様々な本を読むたびに、大反省した私でした・・・
【4】少し時代遅れの学習方法だと感じた
こちらも、様々な本を読むにつれ感じたことですが、公文の学習法はちょっと時代遅れなのでは?という事です。
世界に目を向けると、丸暗記やひたすら計算をするよりも、「非認知能力」をのばす学習方法にシフトチェンジしています。
非認知能力とは、数値化できない「生きていくために必要な能力」のことです。
学力やIQといった数値で測れるものではなく、協調性やコミュニケーション力など数値では測りにくい能力全般を意味します。
「非認知能力とは?」を簡単に解説!具体的にどう育てる?どう遊ぶ?
【非認知能力の例】協調性/コミュニケーション力/主体性/自己管理能力/自己肯定感/実行力/統率力/創造性/探究心/共感性/道徳心/倫理観/規範意識/公共性
与えられたプリントを、100点になるまでひたすらこなしていく公文の学習方法では、この非認知能力は鍛えられそうもないかな、と。
しかも、本人のやる気がなければなおさらです。
非認知能力が高いと、認知能力(学力テストで測れる能力)も高まるとのことなので、やる気のない公文を続けるよりも、非認知能力を伸ばすような、家庭での努力をするべきなのかな、と感じています。
例えば、我が家では「NHK for School」の動画を家族でみて、意見を交換したり、娘が疑問に思った事を一緒に考えたり、調べたりすることをはじめました。
辞める時のメールを公開
始めてから1年未満の退会でしたので、
絶対に、甘い親だと思われるな・・・
と辞める連絡はとても気が重いものでした・・・
退会を知らせる手段としては
- 教室で直接伝える
- 電話で伝える
- メールで伝える
この3パターンだと思います。
ただ、公文の先生はいつも忙しいイメージでしたので、とりあえず突破口のメールを送ってみることにしました。
以下が送ったメールの原文です。
〇〇先生
いつもご指導ありがとうございます。
〇〇の母です。
最近、なかなか教室に通えない状況が
続いており、娘と今後どうしたいのか
話し合いました。
結論を申しますと、公文の退会を希望します。
理由としましては、娘の性格と公文の
勉強スタイルが合わなかった事が大きくあります。
このまま続けていても、行く日数や
宿題の量を調整しても、無理なようです。
勉強自体を嫌いになってほしくない
という両親の気持ちもあり、娘の
性格に合った、他の学習スタイルを
模索してみたいと思っております。
色々とご指導いただき、本当にありがとうございました。
退会方法等、ご教授下さい。
どうぞよろしくおねがい致します。
私の予想では、引き止められて話し合いになるのかな、と思っていましたが、帰ってきた返信が
〇〇様
返信遅くなりたいへん失礼しました。
退会とのこと、ご期待に添えず申し訳ありません。
手続きはこちらでいたします。
10月末引き落とし分は、ただちに解約いたします。
ありがとうごさいました。
めちゃくちゃあっさり退会出来ました(笑)
私が送ったメールが、もう話し合いの余地なしと捉えられたのか!?
こういった退会劇は日常茶飯事なのか?
ひつじ家は脈なしだと思われていたのか?(笑)
なんにせよ、メール1通で退会出来てしまいました。
【まとめ】公文は辞めてよかった
1年も経たずに辞めた公文。
嫌がっても続けることで成長するとか、乗り越えさせることで粘り強さがつくとか、そういう意見も多いので、我が家も辞めることには迷いがありました。
ただ、親である私たちが、効果的な教育について本を読んで学ぶことで、
- 結局、子どものやる気がなければ何事も身につかない。
- 自主性を無視してさせた習い事なら、せめて辞める決断はさせてあげよう。
という結論になりました。
もちろん、公文式がバッチリハマるお子さんもいると思いますが、我が家の娘には合いませんでした。
現在のところは、やめてよかったと思っています。
私も公文の事で怒ることがなくなりましたしね(笑)
現在は「チャレンジタッチ」を続けていますが、なにせ学校の宿題で精一杯なところもありますので、これもどうするかは、徐々に相談していきたいと思います。
わが家のその後の勉強の経緯もチェック
コメント