こんにちは。ひつじ母です。
6歳の新一年生リリーちゃんと、10歳の新5年生杏ねえちゃんを育てるワーママです。
子供に怒らないと人生がどう変わるか、壮大かつ地道な実験をしております。
最近は、叱る事も少なくなり、自分自身に目が行くようになりました。
アリエル役に白人キャストを起用しなかったことで、公開前から話題だった『リトルマーメイド』。
「ひどい仕上がり」などという声もきこえていましたが、公開翌日に子供2人と「吹き替え版」を見に行ったら、映像もストーリーもキャストも素晴らしく、子どもと一緒に大号泣してしまいました!
劇場内もあちらこちらからすすり泣く声が!
気になったポイントをレビューします!
まずは、突然の注意喚起について
公開直前になって、光に関する注意喚起がされましたね。
劇場にもこのように注意喚起の紙が貼られていました。
いわゆる「ポケモン」の時みたいなやつですかね?
我が家も、小学生の子供(6歳・10歳)と見に行ったので、心配になりましたが、
映画を観ていて、目がチカチカするなと思ったら、すぐに目をつぶってね
とだけ伝えておきました。
そして、映画全編を見ましたが、我が子たちは大丈夫だった模様。
親である私も、特にチカチカが気になるシーンはありませんた。
1つだけ挙げるとすると、「アンダーザシー」の最後で、画面がパパパパと短い間隔で切り替わるシーンがあり、その時は少し目が痛くなりましたが、そのくらいです。
心配な方は、あらかじめ、子どもに注意喚起のことを伝えてあげると良いと思います。
【1】多様性が意識されまくったキャスティングと設定
最初に登場する人魚もアジア系だったような!?
アフリカ系のアリエルとして大いに話題になりましたが・・・
ところがどっこい!!
映画は、まさに多様性の海!
トリトン王の娘たちの人種がそれぞれ違う!
まず、トリトン王の娘たちの人種がそれぞれ違って、それぞれの海を治めているという設定のようなんです。
お母さんは1人のようだし、どういうこと!?と思いますが、色々な人種の人魚が見られて目福!
こういった設定もアリですね。
エリック王子のお母さんがアフリカ系
エリック王子は白人ですが、お母さんである女王はアフリカ系でした。
どうやら、エリック王子は養子の設定のようなのです!
これにはビックリ!!
でも、そのおかげで、エリック王子にもスポットライトが当たり、エリック王子の苦悩などが少し描かれるようになったのは、非常に良いことだと思いました。
とかく、ディズニーの王子はお頭の中お花畑~って感じになりがちですからね。
人間の世界 vs 海の神々の世界
映画版には「人魚は人間を誘惑し、海に誘い込む、悪しき存在」という、アニメ版にはない設定がありました。
映画の冒頭では、人魚狩りをする漁師が描かれ、エリックの母である女王も「海の神々は、人間から陸地を奪って海に戻そうとしている」と発言します。
対する、トリトン王も、人間のことを憎んでいます。
つまり「人間界 VS 海の神々の世界」という構図があるのです。
そんな中で、アリエルとエリック王子だけが「人間にも、海の世界にも、色々な人がいる。悪い人がいれば、良い人もいる」と訴え続けます。
そして最後には、2つの世界の架け橋となるのです。
ここが泣けるポイント~!!私も娘も号泣です!!
映画全体に、多様性を理解することのメッセージが含まれていると感じました。
【2】力強いアリエルが好印象!
単純に、アニメ通りの美しさと歌の上手さだけでキャスティングしたならば、白人女優でピッタリの子がいたと思います。
が、
アフリカ系というルーツを持ち、様々な差別も経験したことがあるだろうハリーベイリーちゃんが、アリエルを演じたことで、アニメ版にはない力強さが出たと思います。
私が最も感動したのは、難破した船から助け出したエリック王子を浜辺にあげた後、
「何かが~始まる~」と岩のところで歌うシーン!(波がバッシャーンとなる有名なシーン)
アリエルを演じるハリーベイリーちゃんは、そのシーンを笑顔ゼロで、手と顔を震わせながら、歌い上げたんです!!
アリエルの強い気持ちが、よく表れた最高に良いシーンでした!
ここでも涙があふれる、40歳の母!
【3】セバスチャンとフランダーのルックスは驚いた
様々なメディアで言われているように、
セバスチャンが、めっちゃカニ!!(笑)
フランダーが、めっちゃ魚!!(笑)
登場シーンは、まさにオッタマゲました(笑)
そして、このビジュアルには、最後まで慣れませんでしたね~
とは言え、他の描き方があるでしょ?とも言えませんよ。全く思い浮かばないので。
アニメの実写版って難しい!
特に、魚を可愛く描いちゃってたからな~
【4】ディズニー映画のクオリティを思い知る!
セバスチャンと、フランダーのビジュアルにはオッタマゲましたが、ディズニーピクサーの作り出した驚異的な映像には、良い意味でオッタマゲました!!
冒頭、美しい海の中をカメラが進むシーンは、まるで、ディズニーのアトラクションに乗っているかのような臨場感!!
海の中を自由自在に泳ぐアリエルにも違和感がゼロ!
特に圧巻だったのは「アンダーザシー」の場面です!
美しい海の世界を存分に堪能できる、至福の時間でしたよ!
ディズニークオリティ、やっぱりスゴイ。
あ、ただ、陸に上がったトリトン王は、やっぱりずぶ濡れのオジサンに見えてしまいました(笑)
トリトン王は、海の中じゃなきゃね!
【5】加わった曲があれば、無かった曲も
セバスチャンとシェフのシーンがなかった!
実写映画『リトルマーメイド』のために書き下ろされたと思われる曲が2曲ありました!
1曲目が、エリック王子が自分の気持ちを歌い上げる、いかにもミュージカル!という曲調の歌、
そして、2曲目は、人間になったアリエルのベッドで、セバスチャンとスカットルが歌う陽気な歌です。
逆に、再現されなかったシーンと歌もありまして・・・
それが、セバスチャンとシェフの有名な歌です。
まあ、上映時間が2時間15分(135分)ですから、時間の関係で削除されたのかなと思いますが、個人的に残念でした。
【6】転生したアースラのバネッサ役ジェシカ・アレクサンダーに注目
バネッサ役(転生したアースラ)には、イギリスの女優ジェシカ・アレクサンダーが抜擢されましたが、イメージピッタリの悪女顔で、美しい!!
個人的には、あのジョニーデップと泥沼裁判を繰り広げた、稀代の悪女(?)アンバーハードにソそっくり!!と、心の中で盛り上がっていました。分かってくれる人、いるかな~
そういえば、アンバーはアクアマンの妻でしたね(笑)
悪女ってやっぱり、美しいわぁ~
映画館グッズは、アニメから実写まで!
アニメ版から、実写版まで幅広く置いていました
映画鑑賞の後は、グッズを見るのが楽しみですよね。
我々も、鑑賞の後に寄ったら・・・朝一の回だったからか!?めちゃくちゃ空いていました。
アニメ版の『リトルマーメイド』から
実写版の『リトルマーメイド』まで幅広く揃っていました!
めちゃくちゃ可愛いチャームや
ビニールバッグなどもありましたよ!
まとめ
公開前から、いろいろと話題だった実写映画『リトルマーメイド』。
実際に鑑賞してみると、ディズニーが込めた多様性へのメッセージを、観客がしっかりと受け取れる仕上がりになっていると感じました。
といっても難しいことはなく、ディスニー映画らしく分かりやすいので、我が家の小学生たちも、感動して涙があふれたのだと思います。
映画を観終わってからも、あそこのシーンが、あのシーンも、と話すのが楽しかったです。
この感動は、ぜひ劇場で!
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